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Glory days

近所の子供達
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釣竿をもって走り回っています。

先日、Niseko-bowgraphicのmugunumu-yoda様のところで、capa in colorをみたあとで、心の変化は?と聞かれたこともあり、なんとかまとめて見ました。(汗)

今回の展覧会 大丸ミュージアム神戸元町 capa in colorhttp://www2.daimaru.co.jp/daimaru/hp/pc/museum_schedule_ko2.jsp?HP_NO=15076で一番心に残った一枚。


ア-ネスト・ミラ-・ヘミングウェイ(Ernest Miller Hemingway)(1898~1961)アメリカ 小説家の三男 グレゴリー
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彼は69歳で拘置所の女子房で死亡している。

ーglory days 美しい家族。ー

彼は成長し、父への嫌悪を公言していた。ワシントンポストのインタビューで「愛情あふれ、威圧的で、善意のつもりの父親のもとでは子どもがダメになる」と語った("I don't know how it was done, the destruction," "What is it about a loving, dominating, basically well-intentioned father that makes you end up going nuts?")。それは



偉大すぎる父を恨むだけの人生だったのかもしれない、それでも彼は自殺しなかった。

祖父も、(おそらく)父も兄は81年に自殺。また、孫娘で女優だった(『リップスティック』)マーゴも自ら死を選んだというのに。

2番目の妻(Pauline Pfeiffer)の子として、31年にカンザスシティに生まれた。医師となり、アルコール依存症に苦しみ、放浪を繰り返し、性転換手術をして、女性の名である「グロリア」を名乗った。

幼いグレゴリーの背中に危うさを感じたcapaの視線が残っているような気がした。

図録によると、ヘミングウェイ一家の撮影は、ライフ誌の依頼によるもので、このときcapaは白黒の記念写真を仕上げていて、おそらくプライベートとして一家のスナップ写真をカラーフィルムで撮影しているのだという。

またジョン・G・モリスjhon.g.morris(20世紀の瞬間―報道写真家‐時代の目撃者たちの著者)は、この展覧会に寄せて「capaは、カラー写真が苦手だった」と語っている。そうだったのだろうか・・・。当時、カラーの需要は限られていて、題材(仕事)が片寄るのでそういっていたのではないのだろうか?

だって彼が最後の瞬間、握っていたカメラの中にもカラーフィルムが装填されていたのだから。

I love capa.

有名な白黒の報道写真と同じように、今回も彼の写真は、何も押し付けない。
賞を取ったような衝撃的瞬間を収めているわけではない、それは必要なかったからかもしれないが、美しい色彩感覚で残された一枚一枚に写された兵士や日本の風景、戦争という時代背景の中capaのいたその瞬間の美しい時間が記憶されているようでカラーの写真も素晴らしかった。

そして真実が写っている。

いつも建設的で人好きな彼の生き方に一番惹かれているのかもしれないが・・・。

みんな、子供時代何を学ぶんだろう。
大人になり、親になり何を伝えればいいのだろう。

それは、直接的な言葉や行動で、声高に叫んでも、心には何も伝えられないのかもしれないとぼんやり考えたりもした展覧会でした。みなさん、それぞれ楽しまれたかと思います。

そうそう♪たぶん横浜美術館、イサム・ノグチのタグでトラックバックしてくれているんだと思うのですが・・・。それ以外思い浮かばないので・・・。

■■un musee parfumむせかえる横浜美術館■■

-幻のドレスとフレンチビデオアートetc.でむせかえる横浜美術館-

砂山 典子作 http://www.zubobin.com/※注意 かなりアンダーグランドです。

でも
・主催  横浜美術館(横浜市芸術文化振興財団)、横浜・日仏学院

・協賛  アニエスb、シグマ映像

・企画協力 Tokyo Art Speak(原万希子) 、ART LAB OVA

水戸から東京、フランス、スペインなど巡回展、最後砂山氏の郷里、横浜で復活。
詳しくは、トラックバックをご覧下さい。

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ここまで読んでいただいた方に、Glory days_b0087784_17244815.jpg

glory bottle よちよち歩きの頃から今まで子供達が拾ってくる小石やガラスのかけら、貝殻を集めたものです。
by seesea_life | 2006-06-06 17:27 | 日記
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